史学部の３年生、玉ノ木梓純さんと成瀨かなめさんが國學院大學主催の「地域の伝承文化に学ぶコンテスト」にて優秀賞（全国２位に相当する賞）に入り、12月３日に東京の國學院大學の渋谷キャンパスで行われた表彰式で賞をいただきました。
　審査をしてくださった大学の先生方からは、「この研究は、２人が２年生の４月から行ってきた浜松市天竜区二俣地区に伝わる『水神様が病気を担保にお金を貸してくれる』という大変面白い伝説に注目した点や、地域の方たちに何度も聞き取り調査を重ねた点、『田代家文書』はじめ古文書や文献に数多く当たっている点、そしてそれぞれから得られたものが、線に結びつき、問題の提示から、結論に至るまでの論理の展開ができていたところが評価できる」と評していただきました。
　高い探究心と地道な努力の成果だと思います。