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浜名高校 史学部 郷土研究発表大会
郷土研究などの社会科系部活に所属する高校生による「全国高校社会科学・郷土研究発表大会」が10日、静岡市駿河区の県男女共同参画センター「あざれあ」で開かれた。本県代表の浜名、韮山の2校を含めた8県15校の生徒がフィールドワークを通じた成果を発表し、浜名高と愛媛県立今治東中等教育学校が最優秀賞に選ばれた。
浜名高史学部は磐田市草崎地区に残る「乾張り屋敷」の構造に着目し、天竜川下流域ならではの防災や暮らしの知恵が反映されていることを報告した。韮山高文芸郷土研究部は、川端康成が小説「伊豆の踊子」を書いた当時の伊豆地域の情景や交通機関などについて発表した。
小和田哲男静岡大名誉教授らが発表を審査した。優秀賞は神奈川大付属高と栃木県立石橋高、成田高(千葉県)。
参加者は11日に駿府城公園や久能山東照宮など静岡市内を巡る。<静岡新聞8月11日朝刊>