過去の
尚友会ブログ
Archive
Archive
浜名高校 野球部 静岡新聞
三島南 打ち合い制す 両軍計23安打 全国高校野球静岡大会2回戦
▽三塁打 金児(浜)、芹沢(三)▽二塁打 杉山大(浜)、鈴木2、山田、西原、芹沢(三)▽暴投 吉田2(浜) ▽捕逸 佐藤(浜)
▽試合時間 3時間7分
【評】三島南が両チーム合計23安打の打ち合いを制し、浜名を退けた。
三島南は初回、芹沢の適時三塁打などで3点を挙げ先行。七回に勝ち越しを許すがその裏、鈴木の適時打などで3得点し突き放した。八回にも加点して逃げ切った。
浜名は九回、2点差まで詰め寄るもあと一歩届かなかった。
鈴木「冷静に」勝ち越し打
七回に逆転を許しても三島南ナインに焦る表情はなかった。その裏にすぐさま芹沢のスクイズで追いつくと鈴木が適時打を放ち再びリード。鈴木は「接戦の展開は想定内。焦らなかったことが勝因」とうなずいた。
同点直後の1死一、三塁、鈴木は2球目に甘く入った直球を中前に鋭く返した。「直近数試合の練習試合の展開とよく似ていたこともあり、みんな失点に落ち込まず冷静に打席に立てていた」と振り返る。古谷田監督は「『貯金は使うためにあるもの』と常に指導してきたことが今日の試合に生きた」と語った。
試合が終了すると、落ち着いた表情からは一転、選手の顔に笑みがはじけた。鈴木は「このチームでまだゲームができることがうれしい。次も接戦をものにする形で勝利をもぎとる」と意気込んだ。