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浜名高校 ドリームプロジェクト
高校生の企画に百万円を出資する県の事業「ドリーム・プロジェクト」に挑んだ浜名高校三年の半場悠斗さん(17)が、同校であった全校集会で成果を報告した。生徒約千人を前に、著名人を呼ぶ講演会の計画から実行まで苦労と達成感を語った。 (中日新聞:岸友里)
半場さんは県西部の高校生十一人とチームを組み、リーダーを務めた。夢や将来に悩む同世代のためになる講演会を企画しようと、昨夏から準備を開始。県にゆかりがあり、若者から知名度が高い動画クリエーターグループ「はじめしゃちょーの畑」を講師に招くことが決まると、内容の打ち合わせやチラシ作りに奔走したことを振り返った。
講演会は二月に浜松市浜北区で開催。講師に高校生の時に考えていたことなどを具体的に語ってもらい、多くの来場者から「学びがあった」と高評価を得たという。一方で、最大の課題だった広報活動は最後まで苦労したといい、「無名の高校生が集客する難しさを知った」と話した。
「苦労したからこそイベントを見る目が変わった。面白さの裏で大変な思いをしている人がいる」と半場さん。将来は大学で経営学を学び、「誰もやったことのない大きな面白いイベントを企画したい。ドリーム・プロジェクトの挑戦は人生の転機になった」と語った