過去の
尚友会ブログ
Archive
Archive
浜名高校 野球部 スポーツ報知
浜名 グラウンド水没にも負けず03年センバツ以来の聖地目指す…全国高校野球選手権静岡大会7・8初戦~出場チーム紹介
6/18(日) 4:50配信 スポーツ報知
チーム一丸で甲子園を狙う浜名野球部
台風や大雨に負けず、浜名ナインが03年春のセンバツ以来の甲子園を狙う。
野球部のグラウンドは校舎から道1本隔てた北側にあり、路面より約3メートル低い。さらに雨水貯留池に隣接しており、大雨になると、あふれた水が流れ込んでくる。今月2日に台風2号が本州南を通過した際には、グラウンドが完全に水没。バックネット裏の監督室も沈んだ。「湖のようになりました」とマネジャーの石津凜奈さんと水谷桃野さん(ともに3年)は声をそろえる。
それでもナインは慣れたもの。台風15号が上陸した昨年9月にも水没を経験していた。3日は駐輪場で練習。水がひいた4日は朝から全員でゴミを片付け、崩れたマウンドやブルペンを作り直した。「においがすごかったので、石灰をまいて消毒しました」と金児藍輝主将(3年)。午後には無事に練習試合を行った。
そんな不屈のナインは、今春の県大会出場に自信を深めている。50メートル5秒9の俊足で1番を務める主将は「去年、公式戦で全然勝てなかった悔しさをぶつけました。二盗や三盗を決めたい」。粘り強い守備からリズムをつくり、初優勝へ突き進む。(里見 祐司)
〇…昨夏も3番を務めた殿村一馬三塁手(3年)が「目標は甲子園です」と活躍を誓う。身長177センチで、入学当時は63キロだった体重も現在82キロ。休み時間ごとにおにぎりを1個食べ、筋トレにも力を入れて約20キロ増量。「力を入れなくても打球が飛ぶようになった」と長打を連発し、本塁打も通算7発。中道誠監督(40)も「夏へ調子を上げていってほしい」と期待している。