2022.11.06

浜名高校 サッカー部 県大会決勝トーナメント

浜名イレブン 快進撃止まる

 決進撃を続けてきた浜名が延長後半に力尽きた。「自分が決めきれなかった。チームに申し訳ない」。FW高桑は決定的なシュートを放ちながら得点を奪えず、悔し涙を流した。
 堅守から縦に速い攻撃を見せ、自分たちのペースで試合を運んだ。「格上相手でも怖さを感じなかった」とDF長谷。背番号3は延長前半にコーナーキックから同点弾を決め、仲間を鼓舞した。
 最後はセットプレーからの連続失点で屈したが、―回戦、準々決勝と上位シードを破った。内藤監督は「ボールを動かしながら攻める場面もあり、粘り強さを出してくれた」と選手をたたえた。
 選手権の挑戦は終わったが、プリンスリーグ東海参入のチャンスが残っている。高桑は 「シュートの精度を磨き、必ず昇格を果たしたい」と切り替えた。