2022.07.30

浜名高校 同窓会 静岡人インタビュー「この人」

静岡県内外にいる浜名高(浜松市浜北区)の卒業生が3年に1度、集まって旧交を温める催しの責任者。本来は昨年に開く予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期した。現在は県内の特別支援学校に勤務する傍ら、卒業生約30人でつくる実行委員会で定期的に話し合い、9月25日の開催に向けた準備を進める。1983年度卒の57歳。

 ―実行委員長を務めるようになった経緯は。
 「前回の実行委員長が、野球部の先輩ということで任された。コロナ禍で思うように準備が進まない中でも、2021年春からは実行委のメンバーで集まれるようになってきた。今回は出席者同士の間隔、食事の方法など新型コロナウイルスの感染防止策を十分に取った上で、前回並みの800人程度が参加する催しにしようと張り切っている」
 ―同窓会の良さは。
 「同級生や先輩、後輩と親睦を深め、ともに過ごした青春時代の思い出を語らうことで、日々の仕事や生活でもまた頑張ろうという気持ちになれる。大同窓会の当日は、各大会で活躍する現役浜名高生の吹奏楽部が演奏を披露してくれるので、聴けるのを楽しみにしている」
 ―高校時代の思い出は。
 「野球部では三塁手だった。2年生と3年生のときは夏の大会でいい結果を残すことができた。主将も務めさせてもらい、あのころの頑張りが今につながっていると考えている」
 ―現在、若い高校生たちにメッセージは。
 「新型コロナウイルスの影響で勉強や部活、その他の活動が制限されていると思う。感染対策をしつつも、今しかできないさまざまなことに精いっぱい挑戦してほしい。応援している」