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浜名高校 吹奏楽部 第62回静岡県吹奏楽コンクール 朝日・県知事賞(1位)、金賞・代表
「第62回静岡県吹奏楽コンクール 朝日・県知事賞(1位)、金賞・代表」
会場;富士市民文化会館ロゼシアター
日時;2021年8月8日(日)
内容;西部地区大会は、やや不本意な演奏でしたが無事に県大会に進むことができました。西部大会の翌々日は、中学生一日体験入学があり、例年通り中庭で歓迎演奏と書道部とのコラボレーションを行いました。その後から県大会に向けての練習をスタートさせ、木曜日と金曜日の練習で西部大会での演奏とは別バンドと思えるようなサウンドと演奏に変わってきました。自信を持って県大会に臨める準備ができたところで、ふじのくにシステムのコロナ警戒レベルが6に上がり、音源審査(各地区大会の演奏音源による)に切り替わる連絡が来ました。3年生はみんな泣いていました。西部大会以降の練習の成果を聴いてもらうことができない悔しさから。
しかし、流石は3年生!と思ったのは、3年生だけで集まり話し合い、県大会の当日まで練習をしたいと申し出てきました。気持ちを切り替えてきたのです。8日の練習は、全統の模擬試験が校内で行われていたため、それが終わってからとなりました。
審査結果の連絡が来るまではハラハラドキドキでした。通知を開いて、まず『代表の〇印』が目に留まり、次に『朝日・県知事賞』が目に入ってきました。代表になれたことの安堵感と吹奏楽コンクールでは浜名高校初(私自身も初)となる第1位をいただけたこと、目頭が熱くなりました。副顧問と喜びを分かち合い、直ぐに部員を音楽室に集めました。そして、「3年生とは、もうしばらく…」と言ったところで歓声と拍手が起こり、「良かった!」との声が。落ち着いたところで、「1番だった!」と告げると、大歓声とともに跳び上がって喜び、おいおい泣き出す生徒も。この生徒が喜ぶ姿を見るこの瞬間は、最高の気持ちです。教師冥利に尽きます。
結果は良かったですが、音源審査のお陰です。出演の順番と音源再生環境が浜名に追い風となったのだろうと思います。良いところを評価していただけ、まずいところが隠れたのでしょう。東海大会に向けて、さらにバンドのサウンドと演奏精度を上げ、表現力豊かな主張のある演奏にしていきます。
東海大会は8月29日(日)に三重県文化会館で開催されます。どうか、東海大会が演奏審査で行われ、浜名高校が出場できますよう、皆さんで祈ってください。
なお、写真は西部大会演奏直後のものです。