2021.07.10

浜名高校 同窓生 43回生 井上功亮さん


音楽界で活躍する同窓生をご紹介致します。
【小平市立小平第六中学校 吹奏楽部顧問 井上功亮さん】
浜名高校を卒業後、東京学芸大学にてトロンボーンの研鑽を積む。
在学中にドイツ・ベルリン芸術大学に留学し、帰国後は東京学芸大学大学院にて音楽教育の研鑽を深める。
1999年より音楽科教員となり、2013年には文部科学省からの派遣教員として日本メキシコ学院日本コース(メキシコシティ日本人学校)へ3年間赴任。現在は小平市立小平第六中学校にて主幹教諭、吹奏楽部顧問を務める。
学校外では東京都中学校吹奏楽連盟理事、全日本音楽教育研究会中学校部会事務局次長、東京都海外子女教育・グローバル教育研究会広報部長を歴任。
そんな井上先輩から現役生に向けてのメッセージをお預かりしました。

高校時代の一番の思い出は高2の時のアンサンブルコンテストでしょうか。
多くの人が反対する中でトロンボーン四重奏に挑み、編曲も手掛けた曲で県大会での金管一位を獲得しました。
審査員に金管の先生が居らず、東海大会へ進んだのは全て木管アンサンブル。確か次点だった筈です。
メンバーの1人は高校から始めた初心者で楽譜が読めなかったので耳コピで全て教えていました。
今振り返ると「周りの大人が不可能だと言っていたことを可能にした」高校時代でした。
高い目的感と目標を持って進めば、必ず良い方向へ行ける筈です。
意見が合わない時もあるでしょう。でもそれこそが人間社会だと思います。
是非「仲間を信じ」て「協力」して「今の浜名にしかで出来ない音楽」を奏でて行って下さい。