2020.10.08

吹奏楽部 特別練習会 I部 クラシック オリジナル ステージ



特別練習会より「I部 クラシック オリジナル ステージ」の模様をYouTubeでご覧になれます。

0:23 ■ブロックM / J.H.ビリク
5:38 ■吹奏楽のための「エール・マーチ」 / 宮下 秀樹
9:31 ■ボレアス ~北風の神の神話~ / 福島 弘和
20:03 ■オリンピック・ファンファーレとテーマ / J.ウィリアムズ(J.カーナウ)
https://www.youtube.com/watch?v=1i3KBE_qP1g

新型コロナウイルスの影響により、コンクールも定期演奏会も文化祭も校外での演奏会も、なにもかも無くなってしまいました。最後のシーズンであった3年生の心中は、察するに余りあり、せめてステージでの演奏を行って引退させてやりたいと思い、休校期間中から模索していました。
6月からは部活動が再開となり、校外での部活動が条件付きで可能となりました。そこで、コンクールのホール練習のために予約してあった浜北文化センター大ホールを利用し、演奏ができないか検討しました。
コロナによる休校の影響で7月31日(金)まで授業になったので、終業式終了後の夕方にホール入りし、8月1日(土)リハーサル・本番というスケジュールを考えました。
当初は中止となってしまった第41回定期演奏会に協賛金をいただきました方々を御招待しての特別演奏会を企画したのですが、7月に浜松市内での感染拡大があり演奏会は断念。特別練習会に替えて、観客は保護者と家族のみでかつ人数制限をし、第41回定期演奏会を抜粋しての2部構成で、照明や音響を入れて演奏会と同じようにして開催しました。
最後のアンコールでは、花道や客席を利用してソーシャルディスタンスをとり、1年生26人も加え総勢89人で演奏し、幕を閉じました。
3月から約3か月間の休校(部活動中止)期間があり、学校再開後も6月末から期末試験がありましたので、実質1ヶ月半くらいの練習期間でした。かつ密集・密接を避けるため全員での合奏ができず、合奏練習が満足にできていない状況でした。
しかし、全国大会出場を目指していた部員たちの士気は高く、休校期間中の様々な思いを音に表して、堂々の演奏を披露してくれました。あのような状況下で、これだけの演奏ができたこと、生徒に最大級の賛辞を贈りたいです。
3・2年生にとっては昨年9月から作ってきたこのチームの集大成、2・1年生にとっては新チームのスタート、そして、3年生にとっては引退の花道となる、意義多き練習会になりました。特に3年生とその保護者・家族にとっては、心に残る感動のステージになったと思います。
これも協賛いただきました方々をはじめ、常日頃から吹奏楽部の活動に御理解と御協力をいただいている皆様方のお陰と、心から感謝申し上げます。
吹奏楽部顧問:太田貴望