2020.09.02

挑戦、そして実りの秋に


  8月28日(金)に、2学期始業式を行いました。
  校内には、マスク越しにも見て取れる、再開を喜びあう生徒たちの笑顔があふれ、大変うれしく思いました。また、約4週間の夏休みを経て頼もしくなった生徒たちの様子に、2学期の更なる飛躍を願いました。
  放送にて実施した校長式辞では、9月の西部地区高等学校定時制通信制生徒生活体験発表会に本校定時制課程を代表して出場してくれる1年生の生活体験発表文を紹介しながら、7月に浜松で詩画展が開催された、星野富弘さんの言葉を伝えました。「幸せという花があるとすれば その花の蕾のようなものだろうか 辛いという字がある もう少しで幸せになれそうである」の言葉です。漢字では一画違いの「辛」と「幸」。実際には、幸せの蕾である「辛い」状況から、「幸せ」の花を咲かせるまでに至らしめるのは、決して容易なことではないかもしれません。でも、今年度、文武両面からの「挑戦」をキーワードに努力してくれている生徒たちには、それぞれの「挑戦」の継続により、幸せの美しい花を咲かせてほしい、そんな願いを込めた式辞とさせてもらいました。
  充実の秋。実りの秋。
  生徒には、感染症予防対策をしっかり進めながら、それぞれの「挑戦」を胸に、実り多き秋にしてほしい、そのための「若き日をかくこそ惜しめ」の日々を継続実践してくれることを大いに期待しています。