2020.04.26

休校中の読書に「青空文庫」はいかがですか


休校中、大いに読書を楽しんでもらいたいのですが、図書館や書店の利用も限定されてしまっています。電子書籍の購入にも費用がかかります。
 そこで、「青空文庫」を紹介します。著作権の切れた有名作家の作品を無料で読むことができます。スマホやパソコンのアプリでは専用のビューワーも無料でUPされており、Kindleなどからも利用できます。
 話題の文豪、芥川龍之介や太宰治を始めたくさんの作家が登録されています。
Googleなどから検索すると、すぐにサイトに入れます。登録の手続きも必要ありません。

今回のおすすめ
 堀辰雄「美しい村」「風立ちぬ」(青空文庫)
  ~コロナウィルスが流行し、大切な命が失われていますが、今から80年ほど前、結核は感染すると非常に死亡率の高い不治の病(治らない死病)と言われていました。その療養と失恋の痛手を癒やすため、高原の村の別荘ですごす若い作家の日常を描いた作品が「美しい村」。この作品で知り合った恋人の結核による死を見届けるのが「風立ちぬ」です。美しい自然の中で、愛と死を巡るさまざまな思いが書きつづられていきます。
 コロナウィルスが流行している今、命について、人を愛すると言うことについて改めて考えてみませんか?~