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保健体育科の授業について
本校では、冬の時期を利用して持久走を行っています。
寒い冬だからこそできる授業です。持久走というと、その言葉を聞いただけで苦手意識をもってしまう生徒も多いですが、本校では積極的な気持ちで取り組んでくれています。
その一部をご紹介します。
持久走の授業は1・2年生で実施しています。
全部で10時間です。
10時間は、それぞれの時間でテーマを決めて行っています。
例えば、30分間走、インターバル走、タイムトライアルの距離を走ってみる等です。
生徒は、10時間の授業を通して、最終的に自分がどのようなタイムで走りたいのかを決めて、目標をイメージしながら授業に取り組んでいます。
持久走を通じて生徒はさまざまなことを学びます。心肺機能の向上を図るためにどのような取り組みをすればよいのか、目標達成のために具体的にどのようなタイム設定で自分を鍛えていくのか、あきらめないこと、逃げないことなどを学んでいきます。
授業の最後はタイムトライアルでしめくくりますが、その時に見せる生徒の表情は、以前とは違う自分の姿に驚くと同時に、達成感で満ちあふれています。
ぜひ、生徒の頑張っている姿をご覧ください。
以下、生徒のコメントの一部です。
「持久走は、正直あまり好きではありませんでした。今までは、ただ何となく走っているだけだったのでとてもつまらなかったです。浜名高校の持久走は、大変な内容もありますが、自分で目標を立ててそれを達成することができた時の達成感が強烈で、本当にがんばってよかったなと思いました。普段は運動する習慣がありませんが、これからも継続的に走ってみたいと思えました。」