2019.09.24

第43回全国高等学校総合文化祭2019さが総文 吹奏楽部門


「第43回全国高等学校総合文化祭2019さが総文 吹奏楽部門」
会場;佐賀市文化会館
日時;7月29日(月)~8月2日 (金) 演奏本番は7月31日

内容;5日間の佐賀遠征へ行ってきました。

7月29日に学校を出発。バスで大阪南港フェリーターミナルへ向かい、そこからフェリーに乗って九州へ渡りました。フェリーでの移動は初めての部員も多く、甲板で潮風を浴びたり、橋の下を通過するのを眺めたり、貴重な経験ができました。
初日の夜は、そのフェリーの中で一泊過ごしました。夕食、朝食ともにバイキング形式でした。品数も豊富で美味しい食事を、部員はおなかいっぱい食べました。自由時間には船内を散策したり、仲間たちと写真を撮ったり、話が盛り上がったり、リラックスした時を過ごしていました。

2日目は、早朝に福岡県の新門司港に到着し、その後はバスで福岡県立嘉穂高校へ向かいました。練習会場として校内をお借りしたのですが、その設備は素晴らしく、充実した練習ができました。また、嘉穂高校吹奏楽部は、全国大会大会出場経験があり、3月の全日本高等学校選抜吹奏楽大会にも出場をしています。交流演奏会も行ない、課題曲が同じだったこともあり、大きな刺激となりました。
この日は福岡県内の柳川に宿泊しました。宿舎を、当吹奏楽部で貸し切らせて頂き、大浴場に浸かるなどゆっくり過ごすことができました。

3日目。佐賀総文祭本番の日です。午前中は、佐賀県小城市にある生涯学習センタードゥイング三日月で練習を行ない、その後、佐賀市文化会館へ移動しました。
本番のステージは、今年の吹奏楽コンクール自由曲である「シンフォニエッタ第3番『響きの森』」と、浜松らしい激練ラッパを中間部に含むアレンジをした「ダンシンメガヒッツ」の2曲を演奏しました。どちらも、今までの練習の成果を十分に発揮し、盛大な拍手や歓声がおこるなど、浜名高校吹奏楽部らしい演奏ができたと思います。
全ての団体が演奏した後は、出場校がホール客席に集合し、交流会が行なわれました。各団体の代表1名が舞台へ上がり、都道府県の特長を活かしたアピールをします。本校は部長の鈴木寛奈さんが代表として、浜松のやらまいか精神をアピールしました。佐賀にまつわるクイズ大会も行なわれました。当吹奏楽部の部員は非常に盛り上がりがよく、静岡県のよさ、浜名高校の活気を存分に伝えることができたのではないかと思います。
この日の夜も、前日と同じ福岡県柳川の宿舎に宿泊しました。疲れが見える部員も居りましたが、美味しい食事を頂いて、また、デザートには九州名物のブラックモンブランというアイスをみんなで食べ、明日への活力を得られたのではないかと思います。


九州で過ごす最後の日である4日目。午前中は、福岡県の太宰府天満宮を参拝しました。3年生は受験の合格祈願を、また、コンクールの必勝を祈願しました。その後は、福岡駅前のキャナルシティで各自昼食と買い物を楽しみました。限られた時間の中、福岡の名物を堪能したり、お土産を購入するなど、楽しい時間を過ごすことができました。
午後は、昨年度全国吹奏楽コンクールで金賞に輝いた精華女子高校吹奏楽部の練習を見学しました。普段通りのパート練習から合奏までを見させて頂きましたが、その練習の精度は目を見張るものがありました。部員同士高いレベルで指摘し合い、細部にまでこだわった曲作りをされていました。そこで見たものや感じたことを忘れないように、今後の練習に活かしたいと思います。
学校を出る際には、精華女子高校の部員と顧問の先生が外まで見送ってくださいました。福岡県大会直前の忙しい中、温かく迎えていただきましたことに心から感謝致します。
夜に本州へ向かうフェリーに乗り、この日も船内で一泊しました。

最終日の朝、大阪南港へ到着し、学校へ無事帰ってくることができました。たくさんの経験をした、大変充実した5日間でした。なにより、部員一同大きな怪我等がなく、元気で過ごすことができたことを心から嬉しく思います。