2019.04.11

学校長挨拶


  本校の歴史は、1913年(大正2年)4月の北浜裁縫女塾開校に始まります。その後、時代の要請の中で幾多の変遷を経て、1947年(昭和22年)7月に静岡県立浜名高等女学校となり、翌1948年(昭和23年)4月、学制改革により、静岡県立浜名高等学校と改称し、同年9月に定時制が設置され、現在に至る、百年を超える歴史を有する伝統校です。
 創立107年を迎える今日に至るまで、地域はもとより、広く社会を支える有為な人材を輩出する高等学校として、大きな期待が寄せられ、この学び舎から、政治、経済、文化、スポーツ等、さまざまな分野で御活躍をされる幾多の有為ある人材を輩出してまいりました。現在までに卒業生は2万7千有余人を数えます。
 詩人 三好達治 先生 作詞による校歌の一節でもある、校訓「志はるかなれこそ 若き日をかくこそ惜しめ」は、卒業生の皆様方が築き上げてこられた、「文武両道」「躍進浜名」に象徴される、本校が誇る伝統や校風づくりの礎、羅針盤ともなるものです。
 生徒たちは、この校訓のもと、教育目標として掲げる「高きを求めて文武両道に励み、『輝く知性、細やかな感性、強い意思、たくましい体』を有する『志を持った心豊かな人間』」への成長を目指し、学校生活を生き生きと送ってくれています。高い志と旺盛な意欲、活力を有した個性豊かな若者たちが相集うなかで、勉学、部活動、学校行事等に、自分の持てる力を存分に発揮し、大きく成長をしてくれています。
私たち教職員一同は、今後も、保護者の皆様からお預かりした大切なお子さんたちの可能性を伸ばすべく、精一杯の努力を注ぎ、全力で教育活動に取り組んでまいります。
 そのためにも、学校、家庭、社会が、生徒のために、より良い教育が実践できるよう連携を密にすることが何よりも大切なことであると考えております。本校の教育活動に対して、御理解、御協力をお願い申し上げます。また、皆様の御意見や御提案をお寄せいただければ幸いです。
 なお、本校の教育活動の様子や進路状況、部活動での実績、学校行事等をホームページに掲載し、随時更新してまいります。是非御覧いただきたく、お願いいたします。 

静岡県立浜名高等学校長 三 科 真 弓