2017.10.04

<愛媛国体>剣道少年男子 強豪相手に躍進4位



<中日新聞10/3朝刊>


剣道少年男子が5年ぶりの国体で躍進した。優勝した2003年の静岡国体以来14年ぶりの4強入り。福岡との準決勝、新潟との3位決定戦には敗れたが、野田監督(浜名高教)は「相手は各地区を勝ち抜いてきた強豪ばかり。価値あるベスト4だった」と選手をたたえた。
 準決勝は先鋒(せんぽう)森本(磐田東高)が勝ったが、次鋒以降は1本も取れずに敗れた。
 気持ちを切り替えて臨んだ3位決定戦も、次鋒南條(磐田東高)の1勝のみ。2試合とも後がない場面で出番が回ってきた副将の長田主将(浜名高)は「焦りもあり、うまく集中できなかった」と悔やんだ。
 それでも、激戦の東海ブロック大会を突破し、本大会で岡山、東京を撃破した。「もっと上にいきたかったけど、4位はうれしい」と長田。大将として4強入りに貢献した楠(浜名高)は「満足はしてないがやり切った。メンバーには2年生が2人いる。来年も必ず出場してリベンジしてほしい」と、後輩にエールを送った。<静岡新聞10/3朝刊>