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<静岡県高校総体>剣道男子団体、浜名優勝
剣道男子団体は浜名が、1月の県新人大会決勝で敗れた磐田東に雪辱した。次鋒(じほう)が二本負けし、中堅を終えて2分け1敗。後がない状況から、副将長田、大将楠の2年生コンビが執念を見せた。
野田監督が「勝負強い。追い込まれても取り返してくれる」と評す長田が本領を発揮した。全国を見据え2週間前に練習を始めたばかりのツキで一本を奪うと、さらに攻勢を強めて二本勝ち。「自分は苦しい時こそ燃えるタイプ」と自負する2年生が、五分に戻して大将につないだ。
楠は大将同士の代表戦も含め、10分以上の激戦を制した。代表戦は序盤に転倒して頭部を強打。足元がふらつきながらも、「監督に『技術ではなく気持ちの勝負』と言われていた。とにかく前に出た」。最後は無心で打ったメンが決まった。
全国総体は決勝トーナメントの16校に残れば、来春の全国選抜の本県出場枠が2校に増える。中堅の森主将は「目標は8強以上。後輩たちのためにも確実にベスト16に入りたい」と決意を新たにした。(静岡新聞)
静岡県新人大会と同じ顔合わせになった女子個人決勝は、松井夏鈴と板倉(磐田西)浜松中部中の同級生同士。
残念ながら準優勝となったが健闘を称えたい。