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校庭にシンボル
ここに古い新聞記事が残っている。 静岡新聞昭和47年6月9日朝刊
「13メートルのマキの巨木」浜名高に平野さん寄贈
浜北市の県立浜名高校本館前にこのほど見事なマキの木がお目見え
して生徒や父兄はわが校の自慢のネタが、また一つふえたと、大喜び
している。 マキは樹齢300年以上、高さ13mの巨木。寄贈主は
同市貴布祢、織布業平野豊三郎さん。 市道の拡張工事で邪魔に
なり、切り倒される運命だったが平野さんが「家代々に受け継がれたも
ので切ったり、売り渡すにはしのびない」と、同校に贈り移植された。
重さ18トンもありレッカー車で大掛かりな運搬作業により正門前にデン
と腰を据えた。庭木の愛好家からは立派な木で当地でも珍しい名木と
折り紙つき。 同校では早速、マキの巨木に名前をつけ学校の
記念物として大切に管理する準備を進めている。
2年後に創立60周年を迎えるにふさわしい出来事として話題を呼んだが
残念ながら定着せず伐採撤去された。