2016.01.17

剣道女子団体・浜名、チームワークの勝利


 剣道女子団体は浜名が新人大会、総体を含め初めて静岡県の頂点に立った。大将の松井主将は「高校では負けてばかりで悔しい思いをぶつけた」と笑顔がはじけた。
 西部大会決勝の再現となった磐田東との決勝。流れをつくったのは次鋒の鈴木だ。「地区大会で対戦し、勝っていたので自信を持って臨んだ」とメンを決め先手を取った。中堅、副将の1年生がしぶとく引き分けに持ち込み、松井は延長で「(相手は)前に出てくるしかないので狙っていた」という引き小手打ちで栄冠をつかんだ。
 男子団体を何度も全国に率いている野田監督も選手の歓喜の輪に加わり、「大将まで引き分け以上で来ればと思っていた。チームワークの勝利」と満足げ。ただ、「全国で勝つにはまだ足りない部分が多い」とすぐに表情を引き締めた。
(2016/1/17 08:01静岡新聞)
松井夏鈴(浜松中部) 岩田真以子(浜松南部) 鈴木詩織(浜松南部)   古川椿(浜松中部)   横田玲菜(浜松南部)   太田麻友(三島南) 高山藍(三島南)