2012.08.20

浜名高校剣道部 少年男子 悔しさバネに躍動

今年創立100周年を迎える文武両道の名門、私たちの浜名高校
から在校生たちの活躍が伝えらます。

少年男子 悔しさバネに躍動

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剣道の少年男子は愛知、三重に連勝し7年ぶりの本大会を決めた。
昨年の国体東海ブロック大会で最下位の悔しさを味わった双子の
塚本薫と光(いずれも浜名高)と中村(磐田西高)がチームを引っ張
った。

第1試合の愛知戦は、2―2で迎えた大将戦を中村が延長の末に
制した。「このチームで剣道を続けたい」と気持ちで上回った。

代表を懸けた三重との決戦は、塚本兄弟が躍動した。中堅の弟光
が延長で勝ち、2―1とリードした。副将の兄薫は、延長は防戦一方
の苦しい展開となった。だが、追い込まれて逆に無心になれた。

相手の隙を突き、渾身(こんしん)のコテを決めた。
本大会はブロック大会以上に厳しい戦いが待つ。「最高の状態に仕
上げ、上位進出を狙う」と光。薫も「弟には負けられない。
剣道に取り組む姿勢を見せたい」と力強く語った。

静岡新聞