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山村芳徳先生寄稿文(浜名高校90周年記念誌より)
今年創立100周年を迎える母校浜名高校、私たち同窓生は共に
集い「浜名高校100周年大同窓会」を9月8日、グランドホテル浜
松で開催いたします。
みなさんおはようございます。副実行委員長の齋藤勝彦です。
今より10年前、90周年時に編集された90周年記念誌を恩師埋田
先生より借用し、寄稿された恩師の寄稿分より抜粋してご紹介し
ております。
第4弾 「山村 芳徳先生寄稿文より」
山村先生は昭和49年から平成元年までの15年間、浜名高校に
在職されました。
赴任当時は、「躍進浜名」を合言葉に、サッカー部の2度目の全国
総体制覇を成し遂げた年であり、学校全体も大いに盛り上りを見
せていました。
野球部といえば、昭和54年の西部大会優勝を皮切りに、以降昭
和50年台では春秋6回の西部優勝をすることができ、同年代では
西部で最も多い優勝回数となり、今更ながらに選手達の頑張りに
感謝しています。
昭和62年に東海大会への進出等、甲子園への道のりは後一歩
の所でした。
また学校行事で印象に強く残っているものに、奥山方広寺学校林
の下刈りがあります。宿泊研修の一環での行事でしたが、小さな
檜が雑草に覆われてしまっている姿、それを丁寧に取り除く作業。
当時の生徒の皆さんの顔が鮮明に浮んできます。鎌を扱う機会も
少なくなってきていた折、鎌で手を切る者が続出し病院への送り迎
えに忙しかった事が思い出されます。
日々変化の生活の中で振り返って見る時、浜名の15年間は自分
自身も丁度30才台を送らせてもらい、多くの経験や多くの人達と
の出会いの中で成長させてもらったものだと感謝しています。