創立100周年の今年、9月8日に開催する浜名高校大同窓会を成
功させようと、仲間と一緒にポスターはりはり作戦に回ってい
ます。

先日浜名高校から北へ、あの懐かしい遠州鉄道の小林駅前を通
りました。すっかり新しくなった駅「小林駅」は今も電車通学
する浜名高生の通学駅です。

懐かしい遠州鉄道の電車「赤電」がやってきました。
浜名高校に通った三年間、この駅で降り、多くの仲間と学校ま
で歩いたことを思い出しました。

エピソードをひとつあかしましょう。

不器用な高校生は下級生の一人に恋をしていましたが、名だた
る先輩たちがアタックしても撃沈され、とても告白するどころ
ではないと諦めていました。

卒業も近いある日、小林駅へ戻るとなんとその子が駅にいた。
なぜか他には浜名高生がいないのです。

そして赤電に乗れば、彼女から「座りませんか」と誘ってもら
い、彼女が降りる駅まで初めて話ができたことを覚えています。

あの時代にはそんな清純な憧れもあったのです。

浜名高生と赤電、みなさんはどんな思い出がありますか。
忘れていても、赤電を見ればきっと思い出すことでしょう。

新しい制服で初めて降り立った小林駅、夏休みも部活で通った
小林駅、あっという間に過ぎ去って最後に小林駅から赤電に乗
った日、全てが懐かしく楽しい思い出になっているのです。