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文武両道の名門 浜名高校
来年2012年は母校浜名高校創立100周年の年、記念行事・記念事
業・大同窓会を成功させようと12月16日、浜名高校同窓会・大
同窓会実行委員会は出陣式を開催しました。
挨拶いただいた市川校長より、在校生の活躍についてお話をうか
がいました。
運動部が注目される浜名高校ですが、文化部の活躍にもめざまし
いものがあります。将棋部の活躍、全国大会へ進む写真部の活躍、
の話の後に、静岡県青少年俳句大会(9000句の応募)から31句に
残った句が浜名高校から生まれています。
「ところてん おしだせおしだせ かなしみを」
震災や水害など大災害があった年、母校生たちは新鮮な感性で
句に応援の心をこめています。
押し出せ、推し出せでしょうか、私たちの小さな力を集めてそ
の悲しみのチューブをカラッポにしようと句にするのです。
「新米や 祖父の心が 香りけり」
豊かな心を持つ高校生は祖父の実りの喜びをその味に感じます。
そして感謝の心で元気な祖父を思うのです。
家族・親族に「ありがとう」と感謝する気持ちを持つ後輩の心
を感じます。
三年生はまもなくセンター試験、あの日に私たちが迎えた卒業
までの道を勇気を持って進みます。
校長から母校の話を聞く私たちは後輩たちの活躍をうれしく聞
き、実り多き未来のために創立100周年の来年まで力を合わせて
いこうと思うのです。