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応援団の来る昼休み
浜名高校大同窓会の計画を始めるにあたり、事務局長の酒出さん
(28回)から広報計画を仰せつかった。
じつはかつては運営されていたはずの浜名高校同窓会のホームペ
ージが閉じられてしまい、インターネットでの広報手段がないと
いう。そこで準備として基本のコンテンツを集める計画をはじめ
ました。
そして彼が学校へ申し出ていただいてきたのが「校歌」と「応援
歌」でした。(校歌はHPで公開中、応援歌は以後順次公開)
一年生の当時、昼休みとなり弁当を食べ始めるととたんに教室の
戸を明けて先輩たち「応援団」がなだれ込んできます。
「弁当しまえぃ!」気合一発、一年生を震え上がらせます。
野球部やサッカー部の応援のための応援歌の練習がはじまるのです。
死語になりましたがバンカラな応援団は私たちを立たせ、手本の
歌について大きな声で歌わせます。
応援団の怖そうな先輩が机の間を歩き「声が小さいっ!」と気合
を入れて歩きます。
そんなことが続くから昼休みの弁当食べは大急ぎとなります。
(次第に早弁をするようにもなります)
浜名高校にはじつに第一から第五までの応援歌があり、さらに
「若い力」と「校歌」が加わります。スパルタで新しい歌を覚え
た一年生は実際の応援の大きな力となるのです。
やがてこの応援団も募集があり、我が友もこれに応募します。
何がよいのかと思いましたが、以後彼はちょっと強面(こわもて)
になるのです。