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制靴はAPシューズ
中学三年、私たちは生まれて初めて「受験」の試練に立ち向かい
ます。受験勉強といっても当時はラジオを聴き「ながら」勉強、
それでも多くの同窓生と一緒に浜名高校に合格ができました。
入学式前の制服や教科書、用具の販売会は体育館であったと覚え
ています。あらかじめプリントされた用品を注文し、母と共に
購入しに行ったのです。
高校進学と共に「革靴」を履くのも楽しみの一つです。
制靴の欄には確か写真のような「APシューズ」が決まりとあり
サイズを書きます。その靴を体育館で合わせて買うのです。
この靴は今思えば紳士靴の基本をしていますが、素直な1年生
の間はこれを履きますが、オシャレに目覚める高校生には不満
になります。
先輩の足元を見れば「スリッポン」のカッコイイ靴を履いてい
ます。二年生になればきっと買ってやろうと計画するのです。
今ならば足元のオシャレなど個性に合わせて自由になっている
のかもしれませんが、当時は「先輩に睨まれないかなあ」と
思いながら導入したことを覚えています。
二年生になって制靴をやめ、ちょっと自慢の靴を履いてゆく。
まだ先生や先輩の目を気にしながら、少しづつオシャレな高校
生を目指していったのです。
28回生 一郎