2011.11.20

学生帽の頃 28回生

来年9月8日に開催する「浜名高校大同窓会」の幹事学年となった
私たち28回生(昭和51年3月卒)が浜名高校で学んだ頃は、まだ
制服に学生帽がありました。
(最近は見なくなりましたね)

当時の浜名高校の男子は一年生の間はなんと「丸刈り」であるこ
とと校則にあり、中学校時代の丸刈りから開放されて他校に進学
した仲間が髪を伸ばしはじめる中、私たちは未だに床屋さんでバ
リカンのお世話になっていたのでした。

高校一年生ともなれば男子もオシャレが気になります。
髪を伸ばしはじめた他校生は制服に学帽があっても髪型が気にな
りますからあまり被らなくなります。

私たち浜名高校一年生は丸刈りですからむしろ学帽を被るほうが
丸刈りを見られなくてすむなんて気持ちでいたことを思い出しま
す。

中学の仲間はさまざまな学校に進学し、通学途中の駅で再会しま
す。するとまぶしいセーラー服を着た当時の憧れの女子が未だに
学帽を被る私たちを面白げに注目するのです。

「帽子とってみて」ちょっとからかわれます。

私たちの頃から少しづつ学帽は被られなくなりました。
待ちにまった二年生になり、先生に叱られながら髪を「長め」に
伸ばします。

学生帽は鞄の中に入ることとなり、被るのは校門あたりからとな
ったのでした。
もう今は見られない学生帽は私たちの思い出の中にあるのです。