2025.07.17

尚友会からのお知らせ 東京支部

【東京支部】浜松市主催「うなぎ登りMeetup」参加報告

報告:東京支部 林 典彦

やらまいか交流会に続く浜松市の新しい取組みに参加

「400→27、これは何の数字でしょうか?」司会の質問に「浜松市の鰻生産業者数の推移!」と浜名OGの遠藤さんが回答。100名超のセミナー聴講者の中から正解が出ました。浜松の鰻は全国的に有名ですが全盛期の400件から現在は27件に激減。生産量も鹿児島県、愛知県、宮崎県に続き静岡県は第4位。鰻が絶滅危惧種に指定され育成量を伸ばせないことや後継者不足、電力や餌代の高騰、中国産の低価格商品の輸入拡大も原因とのこと。これは浜松関係者としてショックな情報でした。

メロンも生産者数・生産量が減少、餃子の流通量は維持しているものの、浜松の名産生産流通の現場は危機に瀕しています。
しかし打開策が無いわけではありません。明るい未来をつくるために、鰻に関しては高品質ブランド路線に舵を切り「でしこ(東京でも食べられます)」の販売に力を入れているそうです。

...などなど、浜松の食の現場情報を1時間説明を受けたのちに、いよいよ試食タイム。
鰻でしこ丼、マスクメロン、餃子、地酒を堪能しながら、浜松の未来について浜松職員や関係者の方々と語り合う時間となりました。

浜松の名産物を元気にするために、ふるさと納税をはじめ購買量を高め、みんなで応援していきましょう!

【東京支部】浜松市主催「うなぎ登りMeetup」参加報告.jpg※写真中央は、浜松市職員の小粥圭一さんと晒(さらし)由希さん。

ちなみに開催場所はJR東京駅前に2023年に開業となった高層ビル「ミッドタウン八重洲」。
イベントスペースも充実しており、素晴らしい空間でした。

概要
・催事名称 うなぎ登りMeetup!POTLUCK浜松
・実施日時 7月15日(火)18時
・開発場所 東京ミッドタウン八重洲
・主催   浜松市 観光・プロモーション課
・主旨   浜松市出身者や仕事・旅行で一定期間滞在した方々をターゲットに、
      浜松の旬の食材を味わいながら、浜松応援団を育てていくことを目指す。
・参加者  8名
高橋 裕幸、内山 桂一、新井 栄司、遠藤 優子、原 美佐子、伊藤 高弘、高橋 妙子、林 典彦(記)

以上

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